(2023年9月3日更新:更新しました)
いよいよ世界一周のルートを決めることになりました!
今回は、パンデミック中に一生懸命貯めた「ANAマイル」で「ANA世界一周特典航空券」を予約しました。
ANA世界一周特典航空券のルールを理解する
まずはルールを理解するところから始めなければなりません。世界一周チケットはマイルの利用数も少なく、かなりお得になってはいるものの色々とルールがあります。
簡単に説明しますと。。。
旅程のルール
- 全旅程の距離(区間基本マイレージの合計。地上交通区間は移動マイルとして計算に含めません。)に応じて必要マイル数を算出します。
- 太平洋、大西洋を1回ずつ飛行機を利用して横断する必要があります。
- ルートは東回り、あるいは西回りのどちらかで逆回りはできません。
- 出発地と最終帰着地の間で最大8回の途中降機が可能です。(ただし欧州での途中降機は3回まで、日本国内での途中降機は4回までです。)
- 出発国に戻る最後の国際線搭乗は、最初の国際線搭乗から10日目以降になります。
例: 10月1日に日本出発の場合、 10月1日+10日=10月11日となりますので、 日本へ向けての帰国便利用は10月11日以降となります。 - 旅程は最大12フライト区間に加え、最大4区間の「地上移動・同じ都市での異なる空港間移動」が可能です。

必要マイル数については、以下のようになっています。
| 全旅程の距離*1 | エコノミークラス | ビジネスクラス | ファーストクラス |
|---|---|---|---|
| 4,001~7,000 | 38,000 | 63,000 | 90,000 |
| 7,001~9,000 | 43,000 | 68,000 | 100,000 |
| 9,001~11,000 | 55,000 | 85,000 | 120,000 |
| 11,001~14,000 | 60,000 | 90,000 | 140,000 |
| 14,001~18,000 | 65,000 | 105,000 | 160,000 |
| 18,001~20,000 | 75,000 | 115,000 | 180,000 |
| 20,001~22,000 | 85,000 | 125,000 | 200,000 |
| 22,001~25,000 | 100,000 | 145,000 | 220,000 |
| 25,001~29,000 | 120,000 | 170,000 | 260,000 |
| 29,001~34,000 | 140,000 | 200,000 | 300,000 |
| 34,001~39,000 | 160,000 | 220,000 | 340,000 |
| 39,001~44,000 | 180,000 | 270,000 | 390,000 |
| 44,001~50,000 | 200,000 | 300,000 | 450,000 |
ということで、私の場合東南アジアに在住ということ、できれば日本に何回か寄りたい、北米とヨーロッパの友人を訪問する、という要素を考えてルートを決めることにしました。
(更新)東回りだとチケットを取るのが難しくなり西回りに変更しました。
マニラ出発の東回り(まずアメリカに行きたい)台湾・台北出発の西回り(マレーシア出発)サンフランシスコとトロントの友人訪問福岡に行き一度日本で保険を発動させた後、韓国へニューヨークの友人たちを訪問北京経由でイタリア・ローマへ- ロンドン・オランダ・フランクフルト・ローマの友人訪問
- ローマとギリシャの歴史の地を見たい
- ヨーロッパのその他の国は、LCCやバスなどで回る
ヨーロッパから韓国へ(ここで一時中断して、居住地であるマレーシアへ戻る→別便)数ヶ月後に韓国まで自力で行き、日本に飛ぶ- 北米周遊する(トロント・NY・サンフランシスコ・ロサンゼルス)
- 日本滞在後、台湾へ行きその後マレーシアへ
せっかくのビジネスクラスなので、ダメ元ではありますが乗って見たいビジネスクラスの機材もリストアップしました。←特典枠が少なすぎて希望の機材を追いかけるのはほぼ不可能でした!
- ANAの「The Room」ビジネスクラス
- ターキッシュ航空
- シンガポール航空
- エアーカナダ
特典航空券のルールを理解して、大体のルートのイメージができたら、もう少し具体化するために「スターアライアンス」のサイトでルート確認をしてみます。
スターアライアンスの公式サイトで世界一周ルート確認

こんな感じで、スタートして都市と日付を選択しながら、世界一周の大まかなルート決めることができます。これは旅好きにとっては一日中遊んでいても楽しいサイトです。
- どこに直接飛べるか
- マイルはどのくらいか
- 経由はどういけるか
いろんなルートを試してやってみると、ルート設定画面では合計22万マイルで収まっているが、実際にどこかで乗り継ぎがある場合などは、最終的に加算されて22万マイルをオーバーすることがあるので、必ず最終画面まで行って確認する必要があります。
直行便をできるだけ選び、24時間乗り継ぎを最大限位活用して、ちょっと観光したりもしたいので、非常に注意深く計画と選択をしなければならない。先ほどのルールに則って、
- 22000マイル以内
- 8ストップオーバー
- 全部で12フライト区間(24時間以内乗り継ぎを含める)
また最初に戻って微調整を繰り返してみる必要があるわけです。
色々試して大体のルートを決めた後、次のステップは、「ANA特典航空券予約ページ」での便の確認です。これは、ANAマイレージクラブ会員としてログインしてから、予約ページいくことでできます。
なぜかというと、「スターアライアンス」でルート検索できるのはあくまでも「チケットを購入する」ことができる便であって、必ずしも「ANA特典航空券」で予約が可能ではないからです。
さらにいうと、エアーライン各社がANAに開放している「特典枠」は非常に限られている場合が多いのです。
ANAの特典航空券予約ページでANAのマイルが使える便を確認
このサイトで国際線の特典予約をスタートさせるのですが、この際「複数都市クラス混在」を選択していくのがコツです。旅行系YouTuber の「おのださん」がわかりやすく解説してくださっています。
ここで、ANAに割り当てられている他航空会社の便があるか、そして空席の有無を確認することができます。ただし注意点として覚えておきたい2点。
- ここで出てくるものが全てであるとは限らない
- ここで出ているものでも、実際に電話して予約する際に空席がない場合もあるということ
ここまできたら、もう気付くことは何かというと、
ということです。
ANA予約センターに電話
お問い合わせ

お電話でお申し込み
国際線一般・特典航空券の予約(2)を選択してください。
日本以外の国からのお問い合わせ
電話しよう
- 電話する
- 2を選択
- マイレージ会員番号を入力
- 待つ、ひたすら待つ。。。1時間以上待ちは当たり前です。コーヒーでも飲みながら気楽に待とう。
- オペレータが出たら、「世界一周のチケットを取りたい」と伝える
- ここからは、オペレーターがリードしてくれる。
基本的には、希望の情報を伝えると空席確認をしてくれ、空席がない場合は他の便の提案をしてくれるので、緊張せずにこの一生に一度のプロセスを楽しむといいと思います。
私の場合は何度か電話して、何人かの担当者が対応してくれましたが、「世界一周」と伝えると、オペレーターの中には、「おっいいですねー」的な感じで声が弾んでいた人もいました。
伝える情報
手際よく伝えたいのは、
- フライトの日付
- どこの空港発・どこの空港行きか
- (もし指定があれば)便名も
- 希望の時間帯
- 24時間乗り継ぎを最大限に使いたい時は、その旨を伝えるといいフライトを探してくれる。
という点です。
現実を知る「とにかく空席がない!!」
私の場合は、かなり苦労しました。何せ空席がないのです。特典航空券の枠は非常に限られており、予約を取るのが難しいわけです。
特にビジネスクラスは、相当厳しいです。
- 日本から北米は、ビジネスクラスはおろかエコノミーでも厳しい
- 北米内でも、提携エアラインからANAで取れるビジネスクラスが皆無
- アメリカからヨーロッパの便も、ビジネスクラスを取るのは厳しい
- アジア諸国からヨーロッパ内はビジネスクラスが割と取りやすい。(ただしヨーロッパ内の近距離ビジネスクラスは期待薄。エコノミーと変わらないものがほとんど)
ということで、世界一周する場合の3つの長距離フライト
- 太平洋横断(日本から北米)
- 大西洋横断(北米からヨーロッパ)
- ヨーロッパからアジア
この三つで、ビジネスを取れないのでれば、ビジネスクラスで世界一周を予約する価値があまりないので、エコノミーで予約する方が利用マイルの節約にもなる。
逆に、この三つの長距離フライトでビジネスが取れるのならば、その他のフライトが全部エコノミーになってしまったとしても、ビジネスクラスで予約する価値はあると思う。
22万マイルの世界一周の場合 ビジネスクラスで予約すると12万5,000マイル エコノミークラスでの予約には、8万5000マイル
ルートの確約
長距離フライトのビジネスクラスが絶望的だったので、泣く泣くエコノミーでの予約にすることになった。ただし、まだ諦めたわけではない。なぜ諦めてはいけないのか?
作戦としては、まずフライトをエコノミーでも確保しておいて、時々ANAに電話でチェックしてもしビジネスで取れることがわかれば、エコノミー世界一周をキャンセル(キャンセル料として3000マイル)して、ビジネスを予約し直せば良いのです。
とりあえずの予約はこんな感じになりました。
マニラ発
↓ フライト1
1. 日本
↓ フライト2
2. サンフランシスコ
↓フライト3
3. トロント
(陸路)
3. ニューヨーク
↓フライト4
4. ロンドン
↓ベルギー経由 フライト5・6
5. フランクフルト
↓フライト7
6. ローマ
↓フライト8・9
7. ソウル
↓フライト10
8. 名古屋
(陸路または別フライト)
8. 福岡
↓(台北経由)フライト11・12
マニラ
コチラが最終的に確定したフライト
1.コタキナバルー台北(LCC別予約)
2.台北ー福岡
3.福岡ーソウル
4.ソウルー北京ーローマ
5.ローマーアテネーローマ(LCC別予約)
6.ローマーウィーンーフランクフルト
鉄道バスでヨーロッパ周遊(ドイツ・オランダ・フランスをメインで)
7.フランクフルトーブリュッセル・ベルギー
8.ブリュッセルーロンドン
9.ロンドンーエジンバラーロンドン(LCC別予約)
10.ロンドンートロント
トロントから陸路でNY
11.NYーサンフランシスコ
サンフランシスコからバスでLA
12.LAー東京
13.東京ー台北
14.台北ーマレーシア
LCCも含めると今回の世界一周では18フライトを飛ぶことになります
燃油サーチャージ・税金などの諸費用計算と支払い
その日か翌日に、ANAの担当者が電話をくれます。ここで知らされるのが、「諸費用」の合計金額です。ルートを再確認して間違いがなければ、支払いに進みます。
座席指定と予約確定書の送付
支払い後、そのまま電話で座席の指定をすることもできますが、私の場合座席表を見ながら自分でやることにしました。
まとめ
ルート決めは非常に頭を悩ませるもの
スターアライアンスの就航便を把握すること大事
ただ、ANAで取れないものもある・満席のことが多いので、やはり電話で相談が重要でフレキシブルに構えておくことが大切。このくらいの時期に、ここからここへ・できれば、この空港、でもダメならここでもいいという具合。
さて次は、
【世界一周】準備編「旅行の目的と心構え」
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|---|---|
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| 楽天市場での還元率 | |
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