学生でも社会人でも、誰でも「なかなか覚えられない」、「人の名前を覚えられない!」。
そして「もっと記憶力が良ければなー」と願ったことがあると思います。
でも、記憶力を向上ってなんだか難しそうだし、自分は頭が良くないから、もう歳だからと、弱気になってあきらめてしまっていませんか?

実は、特別に頭が良くなくても、誰でも記憶力を向上させることができるんです。
7つのことを意識して、「記憶の基礎体力」を強化する
私のコミュニケーションと語学の分野での、20年以上の指導経験から、効果があると断言できます。
記憶力を向上させれば、成績が良くなりますし、より「使える人材」になれます。人間関係もよりスムーズになりますし、不安も減ることでしょう。
7つ意識する事で、それが可能になります。まずは「記憶の基礎体力」をつけましょう。

難しいことは何もありません。あなたの記憶も絶対に向上します。
まだちょっと、やる気になれない人はこちらもご覧ください。
やる気を持っていきましょう!記憶の仕組みです!
少し長いですが、頑張ってください。だんだん面白く感じると思います。
1. 「覚える」仕組みを意識
記憶というのは一体何なのか?
脳は、「引き出しが沢山あるデスク」

記憶には3つのステップがあります。
- いろんなものを、集めてきて(情報を得て覚える)
- そこに保管して(保存する)
- 必要に応じて、また引き出しから取り出して使う(思い出す)
引き出しの中には、よく使うものもあれば、使わずに忘れられるものもある。
そして記憶には3つの種類があります。
1 感覚(瞬間)記憶
人の五感に1秒程度とどまる。まずは情報はここに入ってます。
まだこの時点では、ゲットしたものを無造作に机の上に置いてある状態です。
しっかりと引き出しに収まっていくかどうかはこれからです。
2 短期記憶ー作業計算のための場所
これは作業記憶とも呼ばれています。
入ってきた情報が、少し作業できるような状態に持っていける記憶のことで、15秒から30秒くらい記憶を保つことができます。
この短期記憶により、計算したり読書したり推理したりすることができます。
ここにある情報の中から、特にキープしなければいけないと判断されたものが、いよいよ「引き出し」に保管されます。
それが三つ目の記憶、長期記憶(引き出し)です。
3 長期記憶は、無限の容量!
ここは、容量無限の永続的記憶です。
すでにお分かりと思いますが、一般に「覚える」「記憶する」というのはつまり、短期記憶を長期記憶にすることを意味しているわけです。
「覚える」とは、長期記憶という”引き出し”に入れる事
容量無限!!大事な情報を後で自由に取り出せるようにしておく
学生時代の思い出を記憶したり(エピソード記憶)、言語や概念など一般知識を覚えたり(意味記憶)、スポーツや何かの技術を習得(手続記憶)したりできるのは、この長期記憶のおかげです。
記憶するとは、「長期記憶」という容量無限の引き出しに整理して入れて、すぐ取り出せる状態になっていることだということを理解できました。
と言っても、引き出しに入れていたはずなのに、必要な時にそこにない!という経験はありませんか?
なぜそんなことになるのか??どういう風に忘れてしまうのか??
2. 「忘れる」仕組みを知る
人間は忘れる生き物です。
忘れる事、思い出せない=「忘却」
忘却には2種類
- 引き出しから消えるー記憶そのものがなくなってしまう
時間と共に忘れてしまうのです。
1日で7割以上忘却の彼方です(泣)
20分後→42パーセント
1時間後→56パーセント
1日→74パーセント
しかしここからはあまり変わりません
1週間→77パーセント
1ヶ月→79パーセント
研究によると、意味のあまりない情報の方が忘れやすい。
覚えておきたいことは、何度も思い出して「引き出しから出して使い」、意味を持たせて長期記憶にしっかり保管することが大切です。 - 引き出しの中にはあるけど、探し出せないー検索の失敗
いろいろなものが引き出しに入っていて、ごちゃごちゃになって探し出せない、うまくとりだせない状態です。
忘れる仕組みを理解すると、大切なことが2点わかります。
- 覚えたいことは、何度も復習する
- 意味をもたせて覚える
これを実践するための方法が、基本的に8つあります。
詳しくは、別の記事で実践法をご紹介しますね。
とりあえずざっと並べます。
3. 【8つの記憶法】自分に合う方法を見つける
記憶する方法というのは、古代ギリシャやローマの時代からあるものです。
人間にとって記憶することがいかに重要であるか、感じることができますね。
記憶法は基本的に8つあります。
1 反復法
英単語を覚えるときのように繰り返す方法
2 連結法
2つ以上のことを、関連づけて覚える方法
3 物語法
ストーリーにして、場面を想像して記憶する方法
4 関係法
すでに知っていることと関係させて覚える方法
5 韻、語呂
いわゆる語呂合わせです
6 頭文字法
イニシャル使って覚える方法です。
VIP=Very Important Person
7 映像法
カメラ法;静止画を頭の中でイメージする
ムービー法;動画を頭の中で再生する
8 配置法、配列法
場所や位置を頭の中にセットして、そこに記憶していきたいものを置いて行って覚える方法です。
別の記事で、一つ一つ詳しく解説します。
これらの方法は、それぞれ違う方法ですが目的は一つ。
それが、「覚える」ということ
「情報を長期記憶という引き出しにきちんと入れて、整理し、取り出しやすいようにする」
つまり
「覚える」「記憶する」
ということです。
4. 体全体を使うことを意識する
体を使い、五感を使って覚えること。
先生の話を耳で聞き、ボードやモニターをしっかり目で見て、手はメモに忙しくすること。
実習などでは、体全体で学ぶのです。
脳に送られる情報の刺激は多ければ多いほど、強いインパクトを与えてそれをきちんと記憶すべき情報として、「引き出し」に閉まってくれるのです。
これと同じ理由で、感動することも重要です。
5. 感動する
よく、「あのときの富士山の美しさ、忘れもしない」とか、「ガキの頃に食べたあのハヤシライス、最高だった」というようなことを聞いたり言ったりします。
驚き、感動したことをよく覚えているということです。
エキサイティングな経験で感動すると、ホルモンが分泌され心臓が活発になり、脳への酸素供給を増やします。それにより記憶機能が高まるわけです。
感動する人になってください。
無垢な感情を表現しましょう。
6. 好奇心と問題意識を強く持つ
小さい頃は、いつも親などに「これ何?」「なんで?」「どうやって?」と聞いていたと思いませんか?
親が、「ちょっとうるさい、静かにしてー」っといってしまうほど、好奇心旺盛なのが子供というものです。
その好奇心が、どんどん色々なことを吸収して記憶するカギと言えます。
好奇心が旺盛なほど、記憶が定着します。
なぜなら、
- 偶然よりも意識、意図があるほうが覚えやすい。
- 自分の欲求、願望があるほど覚えやすい
- 好奇心で、意識が高まり自然と分析したり観察したりすることで、より強い刺激になり記憶できる。
好奇心と同じで、問題意識も大切です。
- 疑問を持つこと、問題ないかどうか
- 解決策を探すこと
- 改善、対処する姿勢
問題意識を持つと、受け身ではなく、主体的に自分から進んで関わろうとするので、より記憶に残りやすくなるわけです。
7. 自分の記憶力を信じる
「自分は記憶力が悪いから、ダメ、無理」と
決めつけてはいけません。
マイナス意識が働き、ますます覚えられなくなります。
「記憶容量は無限」であり、記憶力が悪いのではなく、「覚えるコツ、方法」をよく知らないだけなのです。
まとめ
7つの意識で、記憶の基礎体力をしっかりとつけてください。
- 一週間、毎日この記事を見てから1日をスタートする
- 一週間後、自分を見つめ直す
- またさらに一週間、毎日ブログを見て復習してから生活をスタートする
- 1ヶ月後に自分を振り返る
間違いなく記憶の基礎体力が、向上しているはずです。
基礎体力がある人は、山登りをしたり、マラソンをしたり、サッカーをやったり色々なスポーツをする準備ができています。
記憶の基礎体力がついたら、あなたは準備ができています。
次はさらにそれを磨いて「記憶法」を身につけましょう
記事:【簡単に記憶力が向上!】8つの記憶法をマスターして記憶の達人になる
- 反復法
- 連結法
- 物語法
- 関係法
- 韻、語呂
- 頭文字法
- 映像法
- 配置法、配列法
別の記事で、一つ一つ解説していきますね。



